2007年1月1日現在、欧州連合27カ国中、13カ国が公式に採用しているんだよ。
●ユーロに参加しているのは、ユーロ圏と称されることもある、下記の国々。
オーストリア、ベルギー、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシア、アイルランド、 イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ポルトガル、スロベニア、スペイン。
基本通貨単位はユーロで、そのほか補助通貨単位としてセントがあります。100セント=1ユーロ。
1999年に導入されて以来、それまでの各国の通貨(フランス・フランやドイツマルクなど)は現在は通用ないから旅行に行く時は注意した方がいいよ。
将来的にユーロ導入を目指す国は、前段階としてERM-IIを導入する事にる。
●現在、ERM-IIを導入している場所
デンマーク、スロバキア、リトアニア、ラトビア、エストニア、マルタ、キプロス。
EU加盟国で、イギリスとスウェーデン、デンマークは2006年現在もユーロを使用せず、自国のイギリス・ポンド、スウェーデン・クローナ、デンマーク・クローネを用いている。(この3カ国には、ユーロ導入に対しての保留権が認められている)
しかし、イギリスでは公式通貨でこそないものの、ユーロ硬貨が使用できる公衆電話などがあり、ユーロによる取引が増えているんだ。
これ以外のポーランド、チェコ、ハンガリー、ブルガリア、ルーマニアは、将来的に無条件でユーロを導入する義務を負いて、これらの国はERM-II導入には至っていないけど、ブルガリア・レフは、ユーロ導入以前からドイツマルクとの固定相場制を採用していて、ユーロ導入後もユーロとの間で為替レートは固定されているんだよ。
その他、カーボベルデ・エスクード(カーボベルデ)、兌換マルク(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、CFAフラン(アフリカ14カ国)、CFPフラン(フランス海外領土)もユーロ創設以前にユーロ参加国の通貨との固定相場を設定していた通貨なんだ。
モナコ、サンマリノ、バチカンは、ユーロのメンバーとして公式に参加はしていないけど、ユーロを通貨として使用している。また、以前はフランスとスペインの通貨を採用していたアンドラも、ユーロを使用。
かつてドイツマルクを通貨として使用していた、モンテネグロとセルビアのコソボ自治州でも、ユーロを使用している。
■ユーロについて
ユーロは、欧州中央銀行と各国の中央銀行から構成される、ヨーロッパ中央銀行システムが管理している。構成メンバ-のうち、ヨーロッパ中央銀行だけが金融政策を策定することができるんだ。
通貨統合に参加しようとする国は、欧州連合、欧州中央銀行、ヨーロッパ中央銀行システムの定める基準、マーストリヒト条約によって定められている、インフレ率・財政収支・為替・長期金利・政府累積債務の各項目について必要な条件を満たさなければならないんだ。参加後も、財政安定・成長協定により、財政状況および経済政策が制限される。
最近では、米ドルに次ぐ第2の基軸通貨としての重要度が増してきたことで、ユーロに対する需要が高まり、2000年に90円前後の水準だったところからどんどん上昇して、そして現在では、ドルに継ぐ世界の基軸通貨となっているんだね。